2008年4月29日火曜日

救いの神は大物

釣行日 2008年4月27日(日)

試合会場 瑞浪フィッシングパーク



今日は前回の母袋に続き久しぶりの週末(日曜)休みだったので、ハクションくんと瑞浪へ足を運びました。
ようやく彼と休みが合ったのです。

現地にはオープン1時間前に到着するも、やはりGWに突入したこともあり、すでに数名の先行者がいました。
そしてオープン時間になると、受付前には長蛇の列ができていました。
こうゆうハイプレッシャーの中で釣りをするのは本当に気がまいってしまいますが、今回はハクションくんも一緒なので、少しは落ち着いて釣りに取り掛かれそうです。

さて実釣開始です。
朝一はやはり派手系のローテーションで攻めてみます。
しかしなかなか数が伸びません。
その上時折強く吹く風に、アタリを捉えることが難しい状況です。

昨日放流があったので、魚の数はかなりあるはずです。
しかし連日のハイプレッシャーで、少々スレ気味になっていると思われます。
表層からボトムまで幅広くレンジを探っていって、ポツポツと釣れるといった感じです。

ふとハクションくんを見てみると、出ました!彼の必殺、「無言で竿しならせ」です。
お気に入りの蛍光カラーのスティックベイトで、見事にゲットしていました。
そして驚いたのは、ランディングの仕方が実にきれいだったのです。
さすが、某テラピア川で一人で練習をしてきただけのことはあります。
そして今回も、釣った魚はお持ち帰りです。
即効でクーラーボックスの中に入れていきます。
穏やかな春の日に、クーラーの中で暴れる魚の音が、池中に響き渡ります。

その後続くかと思いきや、ライントラブルで一人格闘している模様。
これでかなりの時間をロストしてしまいます。

さて、僕はあれこれルアーをチェンジして投げていると、フォーリング中に突然強いアタリがでました。
アワせてみるとリールに激しい重みを感じ、ドラグも「ジージー」と鳴りはじめます。
これはデカイな、と確信し、慌ててハクションくんを呼びます。
彼の声援を受け気合が入りますが、意外にもその魚体は簡単に水面に姿を現し、そして少々のやり取りの末、ハクションくんが支えてくれているネットに収まりました。
おそらく45オーバーの、先日から放流されているF1でした。
なぜか元気のない戦士でしたが、また対決できる日を楽しみに、リリースを行いました。











お昼のラーメン休憩をしていると、トラックがやってきました。
そうです、日曜の放流タイムです。
ハクションくんと気合を入れ直し、釣り座に戻ります。

しかしやはりハイプレッシャーが効いているのか、放流魚の活性が今ひとつのようです。
いわゆる放直パターンが通用しません。
周りでもバシバシ釣れている人はいない様子。
結局ボトムなど幅広くレンジを探り、ポツポツとかけていく程度です。

そしてボトムをゆっくりと引いてくると、いい感じのアタリがありました。
見事にノリましたが、突然猛スピードで魚が突進します。
そしてドラクも激しく音を立てています。
これこそ大物だ、とまたまたハクションくんを呼びます。
しかし今回はなかなか水面にその姿を現してくれません。
それどころかどんどんラインが出されてしまいます。
なんとか岸まで寄せてくると、確かにデカイ!
ハクションくんがネットを出すも、また水中に潜られ、ドラグも再び鳴り出します。
もはや重みで、ロッドを持つ手が限界にきていました。
そして隣の人の陣地まで割り込んできてしまっていたので、ドラグを少し締めました。

様子を見ていたスタッフの人が駆けつけてくれ、ネットの手助けをしてもらいました。
魚が寄ってきた所で間髪いれずにネットを取り出すと、見事にその手中へと収まってくれました。
「これがさっき放流したF1ですよ」
とスタッフの方が言いましたが、それも納得です。
おそらく50アップと思われる彼のファイトは、とにかくパワフルでした。
















大物の余韻に浸っているのもつかの間、その後はなかなか連発というわけにはいきません。
今日はスプーンをメインで勝負しようと思っていたので、クランクは午前中に少し使った程度ですが、その時はいいアタリがよくありました。
そのためクランクに手を出そうと考えたりもしましたが、この状況でもスプーンの可能性を探っていくことにしました。

ハクションくんは渋い状況になると棒をよく使いますが、今日はスプーンも積極的に使っています。
そしてそのスプーンでいつの間にか無言のファイトをしています。
しかし手前でバラしてしまいました。
「またバレたっ!!」
どうやら今日一日でバラシの数がかなり多いらしく、かなり悔しい思いをしているようでした。

そんなこんなでパラパラと釣れ、気づいたら営業終了のアナウンスが流れてきました。
今日は土日限定のナイター営業が行われるので、僕は最後までやることに決めていましたが、ハクションくんは月末恒例の「集金」のお仕事があるので、残念ながらここでお別れとなりました。
彼は久しぶりの管釣りで楽しめたようで、僕も一人での釣りより格段に有意義な時間を過ごせました。

とはいえ釣果自体は納得できるものではありません。
昼間にシビアだったぶん、否が応でも士気は高まりますが、なかなか簡単には釣らせてくれません。
そうこうしているうちに、最初の1時間が過ぎてしまいました。

この時間になってもレンジが安定せず、幅広く探っていく必要がありました。
一時ボトムで3連発がありましたが、その後が続きません。

やがて少しずつ日が落ちていくにつれ、徐々に派手目のカラーで表層でアタリが出るようになりました。
チャート系などで、ひったくる様なアタリがどんどん出てきます。
そして完全に暗くなってからは、定番のグローで次々にヒットが続きます。
ナイターの醍醐味は、この連発なのです。

徐々にアタリが少なくなってきたところで、本日のナイターが終了となりました。
結局ナイターまでの時間で22匹、トータルで51匹でした。

ナイターはあくまでエキストラゲーム。
今日の試合は、とにかく反省点が多くあります。
今後一つ一つ改善していきたいと思います。

とにもかくにも、今日は大物が釣れて一安心の一日でした。
そしてハクションくんとも釣りができてよかったです。

やっぱり試合はみんなで楽しまないとね☆

by ミニミニ

0 件のコメント: